形あるところ心あり

背筋をピンと伸ばし、自分の臍を相手の中心に合わせて、しっかりお辞儀をし挨拶をする。

そこに言葉はなくとも、相手は敬意や尊厳を無意識に感じ、その人の気を感じ取り、心を許すものです。

人とのつながりは、言葉以前の気から始まっています。

 

また形はその人の「こころ」を表現しています。

 

人の感情を表現する言葉では、

  肩を落とす……

  角を出す……

  浮き足立つ……

  腹を立てる……

など、姿勢や見かけも、人の精神状態や置かれている環境の一部を、読み取ることが出来ます。

 

 頭が歪むと、感受性も歪みます。

 腰が歪むと、志向性も歪みます。

 身体が歪むと、発想も歪んできます。

 

鏡に映る自分の姿を観察して、自分の状態を感じてみて下さい。

頭で考えるのではなく、フッと感じたものが大切なのです………。