花粉症への取り組み方

花粉症と肩こり、腰の痛みでお悩みの女性(30代)が来院しました。

 

二年前から花粉症の症状が出始め、市販の薬を飲みながら、くしゃみと鼻水、目のかゆみと格闘していらっしゃいます。

ヨーグルトや甜茶など、花粉症に良いと聞いたものは、習慣的に摂取していますが、良くなったという変化が感じられません。

 

花粉の飛び交う今の季節、からだは春を迎えるための準備として、骨盤が弛みだし、腰から背中・胸・首・頭へと全体が柔らかく弛み、汗をかきやすい身体になっていきます。

 

背骨や胸、肩甲骨周辺が硬くなったまま弛まないと、からだはくしゃみや咳を出して、弛めようとします。また首が弛まないと、鼻水や涙などが頻繁に出てきます。

 

からだが弛まずに、緊張状態が続く原因として、食べ過ぎによる栄養過多・運動不足・テレビやコンピューターなど目や指を酷使する生活習慣、そして多様なストレスなどが挙げられます。


花粉症が自分を悩ます「敵」であるという概念を捨て、からだを整えようとしている自然な「はたらき」であると考えると、弛み方も進みます。

 

薬の効果に限界を感じたとき、ご自身で取り組める道があります!